Workday、従業員 1,000 人以上の企業向けクラウド HCM スイート製品に関する Gartner 社のマジック クアドラント (2021 年) でリーダーに認定

この 1 年間、ほぼすべての戦略的意思決定で人財が重要な役割を果たす中、Workday の実行能力とビジョンの完全性が評価され、人財管理 (HCM) 市場のリーダーとして再び認められたことを光栄に思います。

大変嬉しいことに、Workday は「従業員 1,000 人以上の企業向けクラウド HCM スイート製品に関するGartner 社の マジック クアドラント」で、6 年連続でリーダーに認定されました。これは Workday の実行能力とビジョンの完全性が評価された結果だと考えています。実行能力に関しては 2 年連続で総合最上位となりました。

この 1 年、さまざまな出来事が容赦なく組織に降りかかり、組織はその対応を試されてきました。こうした中での今回の認定は、組織が予測できるものもできないものも含めたあらゆる課題に直面したとき、そのアジリティの維持を支援し、ワークフォースをサポートしてきた Workday の取り組みが評価された結果だと考えています。

「大量退職」は依然として企業にとって最大の課題の 1 つです。これまで予測されてきたことが現実のものとなっています。かなりの割合の社員が今後数か月の間に転職やキャリア転換をすることになるでしょう。企業は、スキル開発、社内でのキャリア変更、効率的かつ協力的なエンプロイー エクスペリエンスなどの分野で強力なサポートを提供することによって、人財を惹きつけ、離職を防止しようと取り組んでいます。こうした中でWorkday ヒューマン キャピタル マネジメント(HCM) を活用することによって、社員が何を考えているのか、何を必要としているのかをよく理解し、自社のビジネスを下支えし、未来に向けて進んでいく能力を高めています。絶え間なく変化する今日の世界で、Acxiom 社、Aurecon 社、BMO Financial Group、EMC Insurance Companies 社、Rocket Companies 社、Wellesley College をはじめとする世界 3,700 社以上のお客様が、これらの目標を達成するため、Workday HCM を利用しています。

スキルに関する変革

組織は、重点を職務からスキルに移しながら、運営方法を改革し、役割を再構想し、業務を再定義しています。こうした重点の移行は、人財管理 (HR) の世界で起こっているさまざまな変化のうちの 1 つです。

Workday のビジョンと、スキルベースの人財戦略への何年にもわたる投資によって、家系や縁故からスキルへの移行が促進されています。このことは、これまで軽視されてきた人々の新しいキャリアパスやビジネス チャンスの実現を含め、組織による人財の獲得と育成を支援する上で非常に重要です。Workday のスキル投資によるメリットを世界中のお客様に実感してもらっており、現在 1,000 社以上のお客様がWorkday Skills Cloudを利用し、人財の獲得、管理、維持を行っています。

BMO Financial Group の最高人財活用責任者である Karen Collins 氏は次のように述べています。「当行のスキル戦略は、社員が時間をかけてスキルを構築していくのを支援し、社員と、社員をインスパイアする業務をスムーズに結びつけることに重点を置いています。Workday を利用することによって、社員が必要としているスキルを明確に把握できるほか、社員はギャップを埋めるための最適なラーニングを直接またはバーチャルおよびデジタル チャネルを通じて見つけることができます。これにより、スキルの再習得に関する目標やチーム メンバーのキャリア目標を実現することができます」

この 1 年、さまざまな出来事が容赦なく組織に降りかかり、組織はその対応を試されてきました。こうした中での今回の認定は、組織が予測できるものもできないものも含めたあらゆる課題に直面したとき、そのアジリティの維持を支援し、ワークフォースをサポートしてきた Workday の取り組みが評価された結果だと考えています。

エンプロイー エクスペリエンスを優先する

Workday で最も重要なのは社員であり、お客様のために開発した製品や機能には、この優先順位が大きく反映されています。社員の多くがメンタル ヘルスや育児・介護の負担に苦労しており、社会では無視できない問題として、構造的な不平等や不公平が生じています。そのため、社員の声に真摯に耳を傾け、その内容に対してリアルタイムで有効なアクションを取ることが、かつてないほど重要になってきています。

今年、当社はPeakonを買収しました。Workday グループ企業の一員となった Peakon は、社員のセンチメントだけなく、モチベーションを正確に把握するためのツールを提供します。Peakon のインテリジェントなリスニング テクノロジーによって、社員の声の価値が高まります。世界中のお客様が、社員の感情、直面している課題、満足度に関して、充実したリアルタイムのインサイトを得ることができます。

Aurecon 社の最高人財活用責任者である Liam Hayes 氏は、次のように語っています。「Workday のおかげで、人事部門チームや会社のアジリティを高めることができました。社員の感情や考え方、私たちに対する社員の要望に関し、多くのインサイトを得られるようになりました。その結果、エグゼクティブたちは、会社がすべきことについてこれまで以上に議論するようになったのです」

また Workday では、Workday Everywhereを提供することによって、エンプロイー エクスペリエンスの向上を支援しています。Workday Everywhere を利用すれば、社員は業務の流れを中断することなく、より直感的かつ効率的な方法で、タスクを Workday 内で完了させることができます。Workday のタスクやインサイトを、社員によるコラボレーションやコミュニケーションがすでに行われているデジタル ワークスペース (Slack や Microsoft Teams など) に直接組み込めば、社員はアプリケーションを切り替えることなく、迅速に Workday にアクセスできます。その結果、業務の中断や環境の切り替えが減り、最終的には精神的負荷 (最近非常に普及してきた概念) が軽減されます。端的に言えば、企業は Workday Everywhere を利用することで、つながりを深めた、シンプルでより魅力的なエンプロイー エクスペリエンスを提供できるということです。

ビジネスの拡大と育成でお客様を支援

Workday のお客様は、業務の将来像を引き続き定義 (および再定義) する中、ビジネスの拡大と育成における Workday の役割に期待しています。Workday は継続的にその規模を拡大してきたことから、複雑なグローバル企業のニーズに対応することができます。こうしたグローバル企業には、Fortune 500 企業の 50% 以上、および 100,000 人以上の社員を擁する 50 社以上のお客様が含まれています。また、規模拡大への投資には、季節的雇用や福利厚生のオープン登録などのイベントに対応するという目的もあります。

Workday の事業の中心にあるのは、お客様です。カスタマー サービスは、常に Workday のコア バリューの 1 つです。そして光栄なことに、2021 年の顧客満足度調査で 97% という高いスコアを獲得することができました。今年初めには、「2021Gartner Peer Insights客户的声音:従業員1,000 人以上の企業向けクラウド HCM スイート製品」にも選ばれました。

未来を見据えて

これまでの Workday の実績を非常に誇りに思っていますが、世界がこれからも 1 つの方向、すなわち前に向かって進み続けていくことを知っています。だからこそ、Workday の未来を見据えたビジョンと実行力により、引き続きお客様の現在のニーズを満たし、将来のニーズに対応できることを嬉しく思っています。この度 Gartner 社から認定を得られたことは、これからの長い道のりにおけるウェルカム サインだと考えています。未来がどのようなものであれ、すべての人に明るい日常業務を提供できるよう、引き続き取り組んでいきます。

『Gartner Magic Quadrant for Cloud HCM Suites for 1,000+ Employee Enterprises (従業員 1,000 人以上の企業向けクラウド HCM スイート製品に関する Gartner 社のマジック クアドラント)』、著者: Sam Grinter、Chris Pang、Jeff Freyermuth、Ron Hanscome、Helen Poitevin、Ranadip Chandra、John Kostoulas をお読みください。2021 年 10 月 19 日発行。

『Gartner Peer Insights “Voice of the Customer”: Cloud HCM Suites for 1,000+ Employee Enterprises (Gartner Peer Insights Voice of the Customer: 従業員 1,000 人以上の企業向けクラウド HCM スイート製品)』。2021 年 4 月 9 日発行。

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